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2016年03月の記事一覧

早春、京都の旅 その2 

 今回の旅館は、「松井別館 花かんざし」です。本館も綺麗ですが、別館は素敵な若女将がいるんです~\(^o^)/
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 部屋もいいし、料理も美味しいですが、なによりおもてなしが素晴らしいお宿です。夕食は懐石。可愛らしいでしょ~
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 食事のあとは、タクシーで高台寺にでかけました。ライトアップがあるんですよ。たまたま狐の嫁入りイベントなんかもあってすごい人出がさらに大騒ぎ!
 さて、まず方丈庭園。
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 ただのライトアップじゃなくて、竜が飛び交う派手なレーザーの演出でした。みんな見入ってたし、同行の人たちもすご~いって喜んでたけど、閑寂ななかに禅の精神を表現する石庭でこんなんやってもな~。風情も何もないって感じ。
 まぁ、冷静に考えれば、石庭は昼間に見るもの。だって、庭の隅々まで様々な工夫があって、さらに借景も含めて構想されてるんですよ。人間の作る明かり程度じゃその素晴らしさを堪能できない。演出でどうこうなんて、前に対する冒涜だな。やっぱり、本来の姿を忘れていろいろやるのはよくないよ。
 というわけで、石庭のライトアップはスルーしました。

 外に出ると、中庭の臥龍池のほとり。ここから御霊屋方向はきれいでした。風が全くなくて、池が鏡のようになっています。
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 とはいえ、東山全体の雰囲気が味わえないし、やっぱ昼間がいいわ~

 そこから二年坂へ
 ここは暗いと昼間の賑わいがなくて、いい感じです。
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 清水寺もライトアップでしたが、舞台に上がれる時間には間に合わず。でもここもきれいでしょ? 夜空に輝く点は木星です。夜は旅館近くの飲み屋でゆっくり男同士で飲みました。
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早春、京都の旅 その1 

 こないだの土日、職場の部署の旅行ということで京都に行ってきました。といっても土曜日は夕方に旅館集合ですから、気楽に一人でブラブラしてきました。
 行きの新幹線は自分で時間を決められるので、7時台の早い「のぞみ」を選択。混雑を避けてリッチにグリーン車にしました。

 最初に向かうのは等持院。「京都市内」までの切符を有効利用するために、山陰線で太秦までJRを使い、帷子ノ辻駅から京福に乗って等持院に向かいます。

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 京福、いいですな~。こんなレトロな雰囲気でも運賃精算は車内でPASMO使えるってのが便利でいいですね。

 等持院は足利尊氏の開基で(直義説あり)、尊氏の墓所となりました。また、足利将軍家代々の木造が安置されていることでも知られます。前に来たのは20年以上前で、木像見たさだったのを覚えています。
 当時は足利尊氏とか義昭とか、有名どころの木像を見て満足していましたが、今回は一人ひとりをじっくり眺めました(もっとも入京できなかった義栄などはありませんが)。足利将軍は意外に個性的な人物が多く、木像そのものもテンプレ的なものではなく、かなり個性的に作られています。その人となりを色々学んだ上で見ると、味わいも違います。2代目義詮の聞かぬ気な表情とか、好きですね。
 ちなみに、家康も混じっています。

 これらの木像のうち、尊氏・義詮・義満の3体は幕末の文久三年に首が位牌とともに賀茂川べりに晒されるという事件がありました。矯激な尊攘派志士による犯行で、幕府に対する挑発行為として京都守護職会津藩によって犯人が逮捕され、処罰されています。当人たちには何の関係もないのですが、イデオロギーが絡むと変な事件が起きます。泉下の三人も怒るより呆れていたのではないでしょうか。
 ただ。、愚劣な事件でも影響は大きく、会津藩はこののち尊攘派志士を厳しく取り締まるようになり、新選組の成立につながります。

 等持院は庭もいいです。回遊式庭園で、背景となる位置の立命館大学の建物がやや邪魔ですが、3月という時期でも艶やかに感じられました。
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 この庭園の中ほどには尊氏の墓とされる宝篋印塔があります。今回も墓参り達成!
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 さて、ここからは北野天満宮までお散歩することにしました。風は冷たいですが 日差しが暖かく、お散歩日和です。
 ちょっと歩くと真如寺です。普段は公開していません…公開中!?

 実は京都観光協会が「京都の冬の旅」キャンペーンとかで、特別公開が各所で行われていたのです。臨済禅1150年忌で禅寺を中心に特別公開の嵐! スタンプラリーなどもやっていますが、興味なし。でも特別公開は垂涎です。
 どうせ非公開だと思って通り過ぎそうでしたが、慌てて踵を返して拝観します。

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 真如寺の一般公開は初めてのこと。なかなか貴重なチャンスでした。
 真如寺は五山十刹のうち、十刹に数えられる禅宗寺院です。開基は室町初期の有名人、無学祖元。その後夢窓疎石が整えました。文化財としては半僧坊大権現、原在中の襖絵などがあります。庭も綺麗ですが、カキツバタなどの花の季節ならもっとよかってでしょうね。
 個人的には大旦那高師直の位牌があったのが嬉しいですね。高師直はクセの強い人物で、悪人として描かれることは多いですが、武将としても政治家としてもかなりの逸材でした。彼がいなければ尊氏の事業は半分しかできなかったのではないでしょうか。

 京都は街歩きが楽しい街。真如寺を過ぎてぶらぶら歩いていると…。
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 住宅地に突然現れたのは二条天皇陵でした。こういうことがあるから京都は油断ならない(笑) 二条天皇は後白河院の子で、鳥羽法皇の以降で即位しました。後白河は彼を即位させるために、その中継ぎで選ばれたのです。
 後白河院政に対抗して親政を行いましたが、夭折してしまいました。

 次は平野神社です。桜が綺麗なとこですが、まだまだ。でも、いい感じです。社殿が重厚な作りで、素敵です。
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 ぶらぶらの最後は北野天満宮。受験シーズンは終わっているので、賑わいは一段落していますが、梅もまだ咲いていますので、浮き立つようなざわめきはあって、楽しいですね。
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 名物の長五郎餅もいただきました。美味しい~
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 まだ梅園は開いていましたが、最盛期は過ぎていましたので割愛。露店のざわめきなんかを眺めながらぶらつきます。京都の寺社は閑寂なところが多いですが、先ほどの平野神社や北野天満宮のように、沢山の人で賑わう雰囲気も楽しいです。行き交う人も笑顔ではしゃいでいたりして、誰も神妙な顔なんかしてません。
 でも、神前ではみんな丁寧に頭を下げています。日本の神道の素敵なとこですね。

 散歩はここまで。時間も限られているので、タクシーで大徳寺に移動しました。


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japantourist

Author:japantourist
3児の父、リターンライダー。歴史マニアにして、レガシィB4を乗り回し、天文書を片手に星空を眺める。
横浜FCを追いかけ、サッカーボールを蹴っ飛ばす。
ホントは何が好きなんでしょうか・・・