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2011アジアカップを振り返る 

 決勝を見逃すという痛恨のミスを犯しましたが、一応大会を振り返って感想をまとめておきたいと思います。

①世代交代
 若干若手に重きを置き過ぎた嫌いはありますが、一気に平均年齢を引き下げた功績は大きかったですね。闘莉王、中澤の参加がなかったというのもありますが、今回のメンバーも次のワールドカップまでに3つ歳を取るわけで、丁度よかったのではないでしょうか。これに現在の20歳前後の選手が加わってくればいいわけです。
 ただ、目立たないところで唯一無二の働きをしていた遠藤はそのころ34歳。長谷部あたりがその位置に立たねばなりませんね。

②選手層
 FWとCBが厳しい。若手にたくさん経験を積ませないといけません。FWは森本がいますし、宇佐美や小野などという次世代の人材もいますが、センターで踏ん張れるタイプが欲しい。CBは吉田に目処が付きましたが、対人プレーがまだまだ。離脱した槙野も同じです。ただ彼らが若いうちにヨーロッパに行っているというのは、いいことですね。
 欧州のいろんなFWに揉まれてきてほしいですね。

③監督
 準備期間の短い中、素晴らしい結果をだしてくれました。戦術や采配だけでなく、若いチームを良くまとめたことは大きい。海外でプレーする選手が増え、代表チームも短い時間しか集まれないということが考えられます。その中で集中してチームを育てていくのに相応しい監督かもしれません。
 また、離脱者が相次いだにもかかわらず的確に対処したことは、今まで日本の監督にはなかなか見られなかった点です。ある程度メンバーは固定していましたが、柔軟な印象を与えるのは、その時なりのいいメンバーをうまく使っていたからでしょう。
 戦術的にはまだそれほどオーガナイズされていない印象でした。今までの蓄積にひと味加えた程度。ただ大会を通じて、セットプレー頼みではなく、流れの中で得点を重ねられたのが大きな収穫でした。

④課題
 一つはフィジカル。運動量で長友は図抜けていますが、韓国戦では先に足が止まったのは日本でした。持久力というより、フィジカルコンタクトの応酬による消耗があったように思います。期間中、ずっと体幹トレをしていたようですが、当たりの強さを伸ばしていかないとイカンということでしょう。運動量を上げるのはじつはそう簡単ではありません。走るだけの持久力ではないですからね。
 ゲームの中で走れというのも、岡田監督時代に運動量を求めすぎて失敗しています。効率良く走るために、対人プレーで強さを発揮してボールをキープする、または奪うという部分で無駄を減らすしかない。
 もう一つは、個の守備能力を高めること。1対1の局面を作らせないのが理想ですが、ハイレベルの戦いではそうも言っていられません。攻撃面では「個」で勝負できる選手が増えてきているのですが、守備はこれから。

⑤今後
 大きな実績を残したことで、初めから大きな信頼を勝ち得たことは、これからの強化に計り知れない恩恵です。アジアカップ予選の免除も得たことで、強化スケジュールもくみやすくなった。監督の人脈を活かして、海外遠征を増やして欲しいですね。今まではやたら国内での親善試合が多かったですが、是正してもらわないと。
それからマスコミも本田や香川ばかりではなくて、いろんな選手に目を向けて欲しいですね。無理か。

⑥アジアの中で
 中東での開催がいい季節に行われ、しかも財政が豊かなカタールだったことでピッチなどの環境がとても良かったことは日本に幸いしました。そういうコンディションなら、やはり日本は強い。中東は難敵ぞろいでこれからもアウェーでは苦しい目に合うでしょうが、まだ差はあります。
 それは韓国とオーストラリアも同じで、このトップ3で鍛えあうしかないと感じました。ただ、決勝のオーストラリアはいろいろな情報を見るとフィジカルをパワープレイが中心だったようで、かなり物足りない。ヒディンク時代のしたたかなチームに戻って欲しいですね。
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japantourist

Author:japantourist
3児の父、リターンライダー。歴史マニアにして、レガシィB4を乗り回し、天文書を片手に星空を眺める。
横浜FCを追いかけ、サッカーボールを蹴っ飛ばす。
ホントは何が好きなんでしょうか・・・