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暇つぶしにはいいかもね 「謎解きはディナーのあとで」 

謎解きはディナーのあとで謎解きはディナーのあとで
(2010/09/02)
東川 篤哉

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 最近、電車の車内広告やCMなどでやけに宣伝されているミステリを、つい買ってしまいました。じわっと売れるのではなく、いきなり大量の宣伝をかけてきたというのは、なにやら広告代理店の戦略が見え隠れしているようで、嫌らしい感じがします。ですが、ミステリも最近は読んでいないので、気楽に読めるならいいかな~と購入。

 財閥のお嬢様がそれを隠して刑事っていう設定は陳腐ですな。金持ちの刑事モノなら、ずいぶん昔のですが「翔んでる警視(警視正)」シリーズが面白かったです(作者は17年前に亡くなっています)。しかし本作はその刑事はストーリーテラー、いわばダシ。事件解決にはまったく役に立たず、その執事が影の主役として謎解きをするという展開。
 その執事は長身痩躯の謎めいた人物、という設定も「執事」としてはありきたり。普段は執事としての仕事を抜かりなくこなしつつ、事件解決に悩む主人をみて解決に乗り出します。このときに慇懃無礼に暴言を吐いてこき下ろすのが「決め台詞」。そののちにおもむろに謎をといてしまうというわけ。
 そもそも現実味のない「執事」の存在をクローズアップするあたり、ラノベに近いものですね。文章も平易で、軽快。しかも短編構成なので、一つ一つのエピソードがかなりかる~く感じられます。

 謎解きもそんなに難しいものではありません。設定の段階で、あ~伏線だな~、と思う部分がしばしば。伏線を伏線と感じさせないところにミステリ作家の力量が出るとおもうのですが…。
 それから犯人や被害者などの犯罪に関わる登場人物の掘り下げもあまりなく、動機が弱いと思う部分もありました。なので、謎解きを楽しむというより、お嬢様刑事と執事の掛け合いを楽しむものかな~。本格推理ファンには物足りないかも。
 
 そういう軽い内容、突然の大量宣伝戦略。ドラマ化狙ってますか?
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この記事へのコメント

今晩は…
着々とお家も出来てきてますね…
私は目の前に住んでいたのに毎日見る事も無かったです(^^ゞ

(鍵付きのゲートもあってナカナカ入るのも職人さんの邪魔になってもと余分な気も使ってしまって…)

とてもしっかりされてて感心してます…

ミステリー、好きな部類です…
ダ・ヴィンチコード以来本もあまり読んでないですが、時々テレビでアガサの作品とかあると、映像も参考にしながら観てしまいます(^^ゞ

イギリス系がもしお好きでしたら、インテリアとかは観ても楽しいと思います♪
こんばんは。ありがとうございます。
うちのゲートは簡単に開けられるんですよね。なんででしょう?(笑) 全然苦労せずに毎日入っていました。私はこういうの大好きなもので…。
夜なので、大工さんの目を気にせずにすむのもいいですよ。

私はミステリ好きなんですが、最近はあまり読まなくなってしまいました。一時期宮部みゆきをだいぶ読みましたけど…。
ダ・ヴィンチ・コードですね。映画は見ていませんが、新しいTVでみてみようかな。好きな小説がいい感じに映像化されると嬉しいですよね。

こんにちは。同じ本の感想記事を
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お気軽にどうぞ。
>藍色さま
こんばんは
わざわざありがとうございます!
トラバさせていただきました
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「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」 令嬢刑事と毒舌執事が難事件に挑戦。ユーモアたっぷりの本格ミステリ。 執事とお嬢様刑事が、6つの事件を名推理!ミステリ界に新たなヒーロー誕生! 主人... ...
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japantourist

Author:japantourist
3児の父、リターンライダー。歴史マニアにして、レガシィB4を乗り回し、天文書を片手に星空を眺める。
横浜FCを追いかけ、サッカーボールを蹴っ飛ばす。
ホントは何が好きなんでしょうか・・・