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幼い頃は伝記 

 正月に金沢に帰省したとき、嫁さんの本棚で発見した本です。
野尻抱影の「ガリレオ」
 よくある児童向けの伝記シリーズですが、よく見ると作者が…野尻抱影!

 野尻抱影は英文学者ですが、民俗学的な著作が多い人で知られます。特に星の和名を収集したことが有名。あとは大佛次郎は実弟です。
 しかしなによりも惑星(当時)プルートに「冥王星」という和名をつけた人物というのが通りがいいでしょうか。
 とにかく星や星座への造詣が深く、代表的著書「星座巡禮」は名著です。その抱影がこういう児童向けの本を書いていたとは知りませんでした。
 この手の伝記は文章がつまらないことも往々にしてありますが、さすが抱影先生、とても分かりやすく、そして面白い。なによりガリレオへの素朴な敬意と愛情が伝わってきます。多分嫁さんも知らずに読んでいたことでしょうが、子どもが読む本だからこそ、素晴らしいものでなくてはならない。この本を書いた抱影先生も素晴らしいですが、彼に依頼した出版社もたいしたものです。

 ちなみに私の歴史好きはこのような伝記シリーズの「織田信長」を読んでから。小学校4年生でしたかね。高学年になると司馬遼太郎などにはまってしまって、文章の平易な伝記は物足りなくなってしまいましたが、それでも幼い頃に良い伝記にめぐり合うことがどれだけ大事か。
 歴史上の偉人への崇敬心が自然に育ち、それが人への敬意につながったように思います。子供にはぜひ伝記を読ませましょう。

 
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japantourist

Author:japantourist
3児の父、リターンライダー。歴史マニアにして、レガシィB4を乗り回し、天文書を片手に星空を眺める。
横浜FCを追いかけ、サッカーボールを蹴っ飛ばす。
ホントは何が好きなんでしょうか・・・