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受け入れがたい現実の重さ 

 地震から2日間経ちました。こんな時でも時間というのは腹立たしいくらいに進んでしまいます。「72時間」も迫ってきていますが、そう思っても荒涼とした凄惨な光景では如何ともしがたいのかもしれません。

 3月11日午後2時46分を、私は職場の4階の部屋で迎えました。長く、そして激しくなる揺れにゾッとするとともに、「この揺れが最も大きいものならいいけど、どこかでもっと大きい地震があって、それが伝わっているだけだとしたら・・・」と考えていました。
 別に東北のことを考えていたわけではありません。阪神大震災以来、そう思う癖がついているのです。

 揺れの途中、早い段階で停電。停電したところと、そうでないところの境目にあり、近くのコンビニは電気がついているのに、職場は停電という状況でした。
 私の職場は地域の避難者を受け入れるようになっていて、何人かの方がやって来ました。毛布や炊き出しの準備などに追われました。

 その間、停電でTVも見られず、なかなか繋がらない携帯のニュースサイトでようやく宮城で震度7を計測したことを知りましたが、津波の現実はわからないままでした。
 夜を迎える前に、と様々な準備を整え、その後車で発電機用のガソリンと4サイクルオイルの調達に向かいました。結構な時間がかかったため、この間も情報から取り残されました。

 嫁さんは職場で地震に遭遇。停電もあったため、避難の後に帰宅許可が出たそうです。本来なら車で子供を迎えに行くところですが、信号も付いていない状況のため、先ず息子の保育室に徒歩で向かい、無事合流。電話で娘の安全を確認できたので、そのあとは車で娘の保育園へ。少々時間はかかっても、夕方には帰宅できました。今月いっぱいは車通勤なのが幸いしました。
 家はライフラインが健在で。さらに携帯電話がPHSのため、連絡がとりやすかったそうです。私の両親、熊本のおねえさんなど、PHS同士は地震直後も簡単につながったそうな。ドコモの私だけ孤立です。
 それでも割りと早めに留守電やメールで家族の安否が確認できたので有難かったですね。

 職場ではしばらく待機。発電機からのライトでまったりと過ごしました。9時半頃、避難者の対応要員を残して帰宅することに決定。私の職場は不便なところにあるので、車通勤の人が多く、割と家が近い先輩に送っていただけました。道もすいていて、10時過ぎには家に帰れました。
 元気な家族の姿にやっと一息。むすこはちょっと怖がったそうですが、娘はお昼寝中で、本震の怖さを知らないそうです。ちなみに保育園も帰宅難民のことを考えてずっと預かっている体制だったそうです。

 ようやくTVを見て絶句。津波の映像は想像を絶していました。三陸海岸が津波に弱いことは十分に承知していました。リアス式海岸は津波のエネルギーが集中するので、津波の影響を受けやすいので、現在は防潮堤なども設置され、十分に対策されている、という知識はありましたし、例えば田老町の防潮設備などは写真も見たことがあります。
 しかし、そんなものが何の役にも立たないようなレベルでした。

 今日、沖合15キロの海で、津波に流された人が救出されました。幸甚でありますが、そうやって海に流されてしまった人がどれほどいるのでしょうか。想像するのも苦しいことですが、仙台市若林区や東松島町で多くの遺体が発見されています。これも、打ち上げられていない遺体がもっとあるのでは、という現実的な想像ができてしまいます。
 宮城県の死者が万単位になろうか、という予測がでていました。認めたくない数字です。
 今も収容しきれない、多くの方々の遺体を思うと、胸が締め付けられます。せめて早く…。

 三陸海岸はほぼ壊滅。正直インフラの回復などは意外と早く出来るのではないかと思います。しかし津波によって、多くの瓦礫が海に引き込まれたはず。それは三陸の豊かな海に未曽有のダメージを与えたのではないでしょうか。近海の漁場、特に養殖関係は壊滅でしょう。もちろん、漁業関係者の人的損害も少なくないわけですから、三陸のほんとうの意味での復興は容易ではありません。
 今の我々はこれを助ける手段を持ちません。せいぜい義援金ぐらいです。頑張れるのは、復興し始めてからですね。少しずつでも三陸産の商品が買えるようになったら、頑張って買いたい。「お取り寄せ」とかね。

 原発に関しては、最悪の事態はまぬがれているようですが、予断を許しません。経緯を見守るしかありません。ただ、これから電力不足がじわじわと我々の生活を苦しめるでしょう。
 先ほど輪番による計画停電の詳細が発表されました。
 我が家(横浜市青葉区)は第5グループ(15:20~19:00)。この時間は普段いないので、問題ないようですが、冷蔵庫はどうしましょうね。嫁さんの職場も同じ。ただ、PCが必須の職場ですから、停電中は仕事にならないんですよね。
 私の職場は第4グループ(13:50~17:30)。午後はPCが使えないわけで、これも困るなぁ。
 こういった制約は、当然経済活動に大打撃なわけで、これが四月いっぱい続くとなれば、日本経済はどうなるのやら。

 それでも被災地に比べればなんてことないのです。これを乗り切らずして被災者の方々に顔向けできようや。

 とりあえず、明日は通常通り出勤。どうなるかはそこで確認です。とにかく、日常生活を普通に送るように努力していくつもりです。

 まとまらない記事になりました。ご容赦ください。
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japantourist

Author:japantourist
3児の父、リターンライダー。歴史マニアにして、レガシィB4を乗り回し、天文書を片手に星空を眺める。
横浜FCを追いかけ、サッカーボールを蹴っ飛ばす。
ホントは何が好きなんでしょうか・・・