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十津川の今は… 

奈良・十津川村、村ごと孤立状態 道路通行止め、停電
2011年9月5日21時24分 朝日新聞

 3人が死亡、9人が行方不明となった奈良県十津川村は、5日夜も村ごと孤立状態が続いている。村に通じる国道や県道はすべて通行止め。電線や電話回線も切れ、簡易水道のパイプも寸断。水も電気も電話もインターネットも通じない。防災と消防の無線だけが、4千人の村と外部とをつないでいる。

 奈良県庁2階の防災統括室。5人ほどの職員が別室に詰め、防災無線で村役場との連絡に追われている。

 5日未明。村から「食料を送ってほしい」と連絡が入った。県は飲料水と、1千人の1日分の食料にあたるアルファ米3100食、フリーズドライ5千食を準備したが、輸送手段は自衛隊と県の防災ヘリだけ。5日は天候不順で各1回しか飛べず、村の要望で優先順位が最も高かった水1トンと、衛星携帯電話しか運べなかった。担当者は「道路とライフラインの復旧が必要だ」と焦りを募らせる。

 6日は天候が回復次第、少数世帯で孤立する5地区の約100世帯に食料や生活物資を空輸する。また村に2人いる医師のうち1人は水害発生時、村外にいて足止めされたまま。県の防災ヘリで村に送り届ける。

 十津川村は、奈良県の5分の1近くを占める「日本一面積の広い村」。96%が山林で、標高1千メートル級の山が連なる谷間を蛇行する十津川沿いに、50以上の小集落が点在する。過疎と高齢化が進み、人口の4割以上を高齢者が占める。

 村役場から県への連絡によると、約730人が公民館などに避難している。だが小集落が多く村内の道路も寸断されており、村が村民全員の安否確認ができているかは不明だ。


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 台風12号が去って数日、天候が回復したこともあり、各地の惨状が明らかになってきています。
 昨晩、珍しくTVでニュースを見ていたら、十津川村の状況を伝えていました。映像からは文字情報だけでは伝えきれない、この災害の爪あとの深さが感じられました。こればかりは映像メディアに分があります。

 衝撃的だったのは、いわゆる深層山崩れ。ヘリからの映像は、ただの土砂崩れとは違う、山全体が凄まじい勢いで崩落したであろうあとを写していました。
 さらに、「山津波」という言葉を、初めて聞きました。崩落した土砂が、川を横切って対岸の斜面を駆け上がっているのです。崩れてきた土砂ではなく、下から押し寄せてくる土砂、というのはどうにも想像できません。
 明治22年(1889)の水害で、十津川村では168人が亡くなり、被災者約2700人が北海道へ移住するほどでした。今回の災害はこの時に匹敵します。
 この時は人口12000人を超えていましたが、現在は4000人余りで、しかも高齢化が進んでいます。復興への道のりは困難を極めることと思います。東北だけでなく、ともに歩まねばなりません。
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japantourist

Author:japantourist
3児の父、リターンライダー。歴史マニアにして、レガシィB4を乗り回し、天文書を片手に星空を眺める。
横浜FCを追いかけ、サッカーボールを蹴っ飛ばす。
ホントは何が好きなんでしょうか・・・