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残念…というのも変ですが 

 昨年科学界を震撼させたビッグニュース。「ニュートリノが光速を超えた!?」ですが…。

 このブログでも随時紹介してきました。

その① 新たな段階に入るのか?(2011/9/23)
その② やはり計測ミスか?(2011/10/24)
その③ あとは実験方法の検証のみ (2011/11/20)

 その後検証がおこなわれ…

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ニュートリノ「光より速い」撤回へ
2012年6月2日09時10分 読売新聞

 素粒子のニュートリノが進む速度について、名古屋大などの国際研究グループ「OPERA」は、昨年発表した「光より速い」との実験結果を修正する方針を決めた。

 指摘されていた実験の不備を解消したうえで先月、再実験し、ニュートリノと光の速さに明確な差は出なかったという。事実上の撤回で、3日から京都市で開かれるニュートリノ・宇宙物理国際会議で報告する。

 OPERAは、スイス・ジュネーブ近郊の欧州合同原子核研究機関(CERN)からニュートリノを飛ばし、約730キロ・メートル離れたイタリアの研究所までの所要時間を測定。ニュートリノが光より60ナノ秒(ナノは10億分の1)早く到達したという結果を、昨年9月に発表した。「光速は超えられない」としたアインシュタインの相対性理論を覆すのではないかと注目された。


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 結果として「間違い」で決着のようですね。残念というのも変ですが、ホッとしたと言うのかな。

 大山鳴動して鼠一匹、といった事になりましたが、それでも研究グループが野心的な提示をし、それをみんなで議論して検証する。結果が間違っていても、その過程が大事なんです。

 これまで相対論は「正しい」として受け入れられてきたわけですが、間違ってるかも、と言われて多くの科学者が本当に間違っていた時の理論的な計算をたくさんしたはず。その過程で多くの知見が得られたでしょうし、なにより大きな刺激を受けたことでしょう。

 そして相対論の現段階での「正しさ」も改めて証明・補強されたわけです。
 ニュートンの古典的物理学から相対論が登場した時のようなドラスティックな世界観の変化はまだないということです。
 打つかっては倒れ、またぶつかる。物理学者は挑戦し続ける! ということで、「OPERA」の研究者の皆さん、これからも頑張れ!
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Author:japantourist
3児の父、リターンライダー。歴史マニアにして、レガシィB4を乗り回し、天文書を片手に星空を眺める。
横浜FCを追いかけ、サッカーボールを蹴っ飛ばす。
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