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2012 J2第28節 山形vs横浜FC フリ丸も一緒 

2012 J2第28節 山形vs横浜FC①

 ほぼリアルタイムでアップしてきましたが、改めて試合を振り返りたいと思います。
 会場のNDソフトスタジアムは天童市郊外にあって、周囲も緑が多く、風は爽やか。山形というと盆地ということもあって夏はかなり暑いのですが、だいぶマシ、といったコンディションです。それでもピッチで走る選手にしてみれば、現在の三ツ沢ほどでないにしてもかなりしんどいでしょう。
 夏休みとあって、山形は周囲の市町村からも大勢のサポが集まり、スタンドが埋まっています。逆に横浜FC側のスタンドは当たり前ですが閑散としています。なかなか強烈なアウェーモード。
 横浜FCサポはそこそこいてもみんな散らばってのんびり観戦する人が多いから、密集しない分少なさが目立つんですよね。

2012 J2第28節 山形vs横浜FC②


 横浜FCの先発は、
FW 田原・大久保
MF 高地・佐藤・寺田・武岡
DF 中島・堀之内・スンジン・杉山
GK シュナイダー

 柏から期限付き移籍で復帰した中島はいきなりの先発。八角が警告累積による出場停止ということで、佐藤が久しぶりのスタメン。2トップはこれまた久しぶりの田原・大久保コンビです。
 対する山形もセレッソから移籍加入したブランキーニョがこれまたいきなりの先発でした。

 開始早々はゲームが落ち着かいない中で横浜も積極的にボールを支配していきますが、徐々に山形が質の高い攻撃と高い位置での連動したプレッシングをしかけてきて、ゲームの流れを呼び込みます。
 横浜としては、「前進する保持」が快進撃を始めた頃のように行かず、前進できずに後方でもボール回し以上には進めないという事態となります。さらにいえば、ボランチを経由して前線に送り込もうにも的確なポジショニングと厳しい球際のチェックで、ビルドアップが潰されていきます。

 守備では、横浜FCははじめ両サイドバックが絞ってポジションを取り、ゴール前にしっかりとブロックを作るようにします。自然、両サイドの深い位置はある程度捨てていて、そこにボールが入ってから対応する、ということになりますが、山形はそこを徹底的についてきて、中盤から長いボールでサイドの深い位置をどんどん使ってきました。横浜FCはこの対応に四苦八苦、ラインを下げさせられ、クロスをなんとか跳ね返すというシーンが多くなりました。
 ディフェンスラインの背後もどんどん使われ、多彩な攻撃をみせつけられます。
 山形の新加入ブランキーニョは、早くもチームにフィットし、自らも仕掛け、そしてパス出しもできるということで、山形の攻撃を活性化。ボールをキープできるので、後方からの飛び出しも引き出すため、押し込まれる時間が増えてきます。

 それでも横浜FCは粘り強くディフェンスし、攻撃でもさほどリスクは冒さずに、得意の「後半勝負」の形に持ち込みました。終了間際に強烈なシュートを浴びますが、これはシュナイダーが好セーブ。この日のシュナイダーはキレキレでした。
 前半を被シュートを3本に抑えて、まぁ、展開としてはほぼ予想通り。いきなりの先発となった中島も高いボール奪取能力を発揮し、ピンチを未然に防ぐプレーで成長したところを見せてくれました。

 後半、横浜FCは中盤をダイヤモンドにして、攻撃の形を作ります。といっても粘ってカウンターというような、本来の攻撃ではないものですが。
 後半10分ほど、相手のサイドが上がったスペースに、縦パス。これをうけた武岡が倒されてフリーキックを得ます。
 これを高地がゴール前に上げると、大久保が見事なポジショニングでフリーとなり、完璧なヘディングシュート。ついに均衡を破って横浜FCが先制します。
2012 J2第28節 山形vs横浜FC③

 あらためて写真を見ても、大久保は完全にフリーだよな~。すごい!
 大久保はゴール裏のサポと喜びを共にします。大久保も昨シーズンは山形に在籍。前節の湘南戦での田原に続き、2戦連続で古巣への「恩返し弾」でした。
2012 J2第28節 山形vs横浜FC④

 これで流れをつかむかと思いきや! このあとが地獄でした。 
 横浜FCは前半以上に受けにまわってしまい、山形の猛攻に晒され続けます。ボールを奪っても繋げず、クリアしても拾われ、嵐のような波状攻撃。後半だけで被シュートは15本にのぼり、さらにCKも何本も続きます。CKはこの試合14本与えてますからね。いかに必死でクリアし続けたかがわかります。
 サポとしては遠い向こうのエンドで繰り広げられるSMプレーのようなえぐい攻めに冷や汗だらだら。

 それでもゴールだけは許さない。本当に粘り強くなったものです。簡単なカウンターであっさり失点をしていた昨シーズンが嘘のような驚異の粘り腰で30分間以上におよんだ山形の猛攻をしのぎました。
 攻撃は本当にたまにしかできません。押し込まれた分サポートも遅れますから、前線にボールが入ってもあっというまに潰されますからね。結局横浜FCが後半放ったシュートは大久保の先制点のみ。

 ホントに苦しい時間をしのぎ、ようやくロスタイム。4分!? 長い!

 ただ、この時間になると横浜FCも慣れてしまったのか、片っ端から跳ね返していく姿に貫禄すら見られます。逆に山形は攻め疲れか、最後の猛攻という感じになりません。土壇場で最後のCKを与えますが、これもクリアしてついにタイムアップ。
 苦しいアウェーで勝ち点3をゲットできました。疲れた~
2012 J2第28節 山形vs横浜FC⑤
 ホントに選手は良くやったと思います。劣勢の中、必死にプレーした姿はじつによかった。「勝負の8月」の頭2つで勝てたのはめちゃくちゃ大きい。

 とはいえ、研究されてビルドアップができなくなったり、引きすぎてクリアするだけのディフェンスになったり、反省点は多々ありますね。次は京都。今シーズン初勝利を挙げた相手ですが、今節はヴェルディを破っており、やすやすとは勝たせてくれないでしょう。

 この勝利で横浜FCは順位をひとつ上げて8位。7位の山形との勝ち点差は僅かに1! プレーオフ圏内の6位には町田にアップセットを許した千葉が落ちてきていて、勝ち点差3。首位甲府との差が9です。喰らいついてるね~!

 それにしても、はるばる山形まで来て、勝利できたので良かったですよ。気持よく家路につけました。
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japantourist

Author:japantourist
3児の父、リターンライダー。歴史マニアにして、レガシィB4を乗り回し、天文書を片手に星空を眺める。
横浜FCを追いかけ、サッカーボールを蹴っ飛ばす。
ホントは何が好きなんでしょうか・・・