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要するに、そういう風土なんです 

中国当局、NYT紙サイトへのアクセス遮断 温家宝首相一族の資産報道で
2012.10.27 CNN

 香港(CNN) 中国の温家宝(ウェンチアパオ)首相の一族が、温氏の指導部入り後に数十億ドルの財産を蓄えたとする記事を米紙ニューヨークタイムズが掲載したのを受け、中国当局は26日、中国国内における同紙の英語版と中国語版のサイトへのアクセスを遮断した。

 ニューヨークタイムズ紙は、企業や規制関連の記録を挙げ、温首相の息子、娘、弟、義理の弟などが少なくとも27億ドルの財産を管理している証拠をつかんだとしている。首相の親族は、友人や同僚、取引先などを何重にも介在させることで、自分たちの名前が表ざたになるのを防いでいたという。

 この報道に中国は強く反発し、ニューヨークタイムズの2つのサイトへの中国国内からのアクセスを遮断した。また、中国の一部ソーシャルメディアでは「ニューヨークタイムズ」や「温家宝」の検索ができなくなっている。

 中国外務省の洪磊報道官は「(記事は)中国の評判を汚そうとするもので、何らかの隠れた意図がある」と述べた。また、ニューヨークタイムズ紙のサイトを遮断したことについては「中国は法と規則に基づいてインターネットを規制している」と答えた。

 公務員の汚職や貧富の差が拡大する中、中国の指導部は、指導部のメンバーやその親族が過度に裕福になっているとの指摘に特に敏感になっている。

 中国当局は今年6月にも、中国の次期最高指導者と目される習近平(シーチンピン)国家副主席の親族が数億ドルの財産を蓄えていると報じた米通信社ブルームバーグのニュースサイトへのアクセスを遮断した。


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 ま、驚くに値しないニュースではありますが。

 ありていに言ってしまえば、汚職は支那の民族性です。

 私は小学生時代から三国志や水滸伝に親しみ、長ずるに及んで漢籍を乱読し、東洋史を専攻してきました。支那の歴史は魅力的でもあるのですが、しばしば辟易するのは残虐さと際限のない貪欲さです。
 それは、古の皇帝独裁だろうと、共産主義だろうと、一党独裁だろうと、改革開放路線だろうと、そんな体制の問題ではない、歴史的に形成されてきた「原理」とでもいうようなものです。

 残虐さで言えば、始皇帝や項羽の大量虐殺を始め、数々の伝統があります。旧日本軍が南京で「大虐殺」をした、という主張も、自分たちならそうするもんだ、他国もそうするはず、という発想が根底にあります。

 貪官汚吏の跳梁に関しても、例えば水滸伝を読めばわかります。水滸伝はフィクションですが、支那人が書いた支那人の物語ですから、事実ななくても背景となる支那の社会は、作者の羅貫中が生きた社会そのものです。

 「清官三代」という言葉がありまして、志那では清廉な官吏であっても三代喰えるだけ懐が豊かになる、況や汚吏をや、ということです。贈収賄が風土に染み付いているだけに、科挙によって官吏に登用されるようなエリートであれば、あっという間に一財産築いてしまうのです。
 死後財産を殆ど残さなかったとされる三国志の諸葛亮などは稀有な例といっていい。それに三国志の時代には科挙がありませんでしたからね。

 また、多くの支配者が苛政を持って臨んだため、人々は親族や郷党といった横のつながりを強くしていました。なので、その中から官吏として出世するものが出れば、属する親族や郷党といった社会に対して利を還元する必要があります。そこに葡萄の房のように親族郷党が群がってくるのです。
 東南アジアなどでもしばしば見られる現象ですが、権力者の親族が経営する会社が不当な利益を得る。これは近代社会であれば「不当」な行為ですが、支那の社会では当然の権利といえます。
 極端に言えば、権力を握ったものは親族郷党に利を齎すのが正義なのです。清廉な官吏なんてものは、支那社会では悪でしかない。

 従って、

>温首相の息子、娘、弟、義理の弟などが少なくとも27億ドルの財産を管理している

 というのは、志那では当然のことであって、むしろそうしなければならないことなのです。現在の支那ではさすがに批判の声が上がりますが、自分がその立場にないことを怨んでいるのであって、支那社会が清廉になることを望んでいるというひとは一握りでしょう。貪官汚吏を批判して引きずり下ろし、次に自分がその利を得る、というのが自然な姿と言えます。

 温家宝という個人に絞って言えば、一党独裁の最高権力者であれば過去の王朝の皇帝と同じ。皇帝は国家そのものを所有しているので、公金は私財と同じ。そもそも公私の区別というものがないのが支那ですから、トップに立てば一財産築くなど当然のことでしょう。
 清朝末期の西太后は、頤和園という庭園の修造という個人的な欲求のために北洋艦隊整備の予算を使ってしまっています。これが日清戦争敗北の原因の一つとされていますが、ここに支那の権力者の姿を見て取ることができます。

 最後に、

>ニューヨークタイムズの2つのサイトへの中国国内からのアクセスを遮断した。また、中国の一部ソーシャルメディアでは「ニューヨークタイムズ」や「温家宝」の検索ができなくなっている。

 こういうことを平気で出来る社会がまともであるはずがないでしょう?
 こんな国と「友好」なんてものは成立しないんですよ。政治家、財界人は目先の欲に目が眩んでいるから、どうしようもないのですが。

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japantourist

Author:japantourist
3児の父、リターンライダー。歴史マニアにして、レガシィB4を乗り回し、天文書を片手に星空を眺める。
横浜FCを追いかけ、サッカーボールを蹴っ飛ばす。
ホントは何が好きなんでしょうか・・・

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