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東京モーターショー&日展&「印象派を超えて」展 

 今日は奥さんに許可をもらって、一日かけて東京へ。目的はタイトル通りです。

 東京モーターショーは今日が最終日。毎回楽しみにしているので、今年も。ただクルマ・バイクが見たいだけじゃなく、技術の進展やトレンドが見られる楽しさもあって、色々勉強になります。
 でも日曜日は10時からなんだよね。最終日くらい9時スタートしてくれりゃいいのに。8時過ぎに家を出発して、りんかい線経由で9時半頃到着。でもすでにこれですよ。

2013 12-01-1
 30分ほどこの位置で待って、ようやく入れました。

 モーターショーについては、あらためて。
 ひと通り大急ぎで見て回ったんですが、やっぱり時間がかかります。昼ごはんも食べずに4時間ぶっ通しで回って、ようやくでした。
 人が多すぎるんですよね。しかもクルマ目当てじゃない人が。ま、そういう人でもかき集めることが大事なのはいい大人ですから分かってんですけど、それにしても鬱陶しい。ま、私もね、姉ちゃんは嫌いじゃないですが、姉ちゃん目的じゃないのですから。
 クルマの写真が撮れないんだ! 写り込むな~~~~!

 2時過ぎに東京ビッグサイトを出て、再びりんかい線へ。恵比寿で日比谷線に乗り換えて、次なる目的地国立新美術館へ向かいます。
2013 12-01-2

 書の分野で色々あった日展ですが、私の場合畏友T画伯の作品が目的なのは毎年のことです。昨年の記事は「こちら」

 昨年は洋画をこってり見て、日本画に批判的な感想を持ったりしましたが、やっぱり洋画の写実性や表現・主題へのアプローチへの豊かさはすごいと思います。
 いつもテーマに則った展示を見るので、日展のように様々な作品がある意味無秩序に並ぶのを見ると面白いですね。
 ただ、今年はまた別の感想を持ちました。人物にしても風景にしても写実ベースの洋画がやっぱり多い。すごいな~と思うんですが、この後印象派の分割主義の展覧会を見たから余計に、チャレンジの少なさも気になってしまいました。
 日本画は洋画のような写実性はその特性からして難しくもあるとおもうんですが、だからこそ表現は多彩で、まるでポップアートを思わせるぶっ飛んだ表現が面白い。その意味では洋画のほうが保守的になってるのかな?

 わがT画伯は多摩川をモチーフにした夕景。相変わらず美しい。もっと遊んでもいい気もするけどね。来週までありますから、よかったら見てきてください。

 で、最後におなじ国立新美術館で「印象派を超えて」展をやっていたので、そちらも。もうずっと立ちっぱなしでへろへろでしたが、なかなかここまで見に来るのは大変ですからね。こちらはゴッホやスーラが見られるということで、楽しみでした。
 オランダの「クレラー・ミュラー美術館」のコレクションのうち、分割主義の作品を集めた展示です。

 分割主義ってのは、忠実に色を再現しようとするルネサンス以来の伝統を脱して、様々な色をそのままキャンバスにのせて、その組み合わせによって視覚上は混色に見えるようにする技法を重んじたグループを評したもの。 …ま、玄人の方から見ればこの説明じゃあかんのと思いますが、許して下さい。

 印象派にその萌芽が見られるのですが、それをさらに追求したのがスーラやシニャックなどでした。
2013-12-01 スーラ
 シーラの代表作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」ですが(これは展示していません)、この絵は点描なんです。色を光の三原色にしたがって分割し、それを微細に書き込むことで明るい色彩を実現させました。絵の具は混ぜれば混ぜるほど黒に近づいていきます。しかしテレビのように微細な色の集合体にすれば、我々の視覚には混ざって見えます。光の三原色は混ぜれば次第に白に近づきますので、明るく華やかな色彩がそこに広がるのです。

 こののち、ゴッホなどもこの技法を取り入れます。今回展示してあった「レストランの内部」などです。
 これがベルギーなどではファン・レイセルベルヘなどが忠実な形で発展させましたが、一方で化学的に構成された微細な点を離れ、もっと大胆なタッチで分割した色を表現するような作家も現れました。ゴッホもその一人ですが、オランダのトーロップなどです。点は大きくなり、モザイクのようになっていきました。

 それでいて色の調和が失われたわけではなく、むしろ色の調和だけに絵が先鋭化して、抽象画のようになっていきます。
 その究極の到達点がモンドリアンでした。
2013-12-01 モンドリアン
 色と線の調和のみがそこにはあります。…もうなんのこっちゃわかりませんが、目に見えるものを「分割」し続けた最後の段階なのでしょうね。

 わたしゃ抽象画や前衛芸術は苦手なんですが、この流れの中に位置づけられればわかる気がするってもんですな。とても面白い展覧会でした。

 3つ見終わって、外にでるともう真っ暗。
2013 12-01-3
 中々素敵な夜景に心洗われつつ、帰途につきました。
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japantourist

Author:japantourist
3児の父、リターンライダー。歴史マニアにして、レガシィB4を乗り回し、天文書を片手に星空を眺める。
横浜FCを追いかけ、サッカーボールを蹴っ飛ばす。
ホントは何が好きなんでしょうか・・・

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