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大山詣り 

 今年の5月のことです。なんとなく、大山詣りでもしようかな、と思い立ちました。子どもたち連れて身近な山に登るのも悪くないな、と最近思ってまして。
 大山はうちのあたりからでもよく見えますし、山上にある大山阿夫利神社は昔から多くの参詣者を集めた神社です。横浜北部を走る東西の動脈、国道246号は近世、大山講の街道として賑わい、「大山街道」と呼ばれました。
 というわけで、大山は意外と身近なのですが、まだ登ったことがありませんでした。

 ところが、思い立って調べてみたら、大山に登るケーブルカーが運休と。車両や施設の老朽化に伴い、大規模なリニューアルでながいお休みに入っていたのでした。
 それ以来、復活したら登ろう! と密かに思っていたのですが、ようやく10月1日にリニューアルオープン! さっそく、4日の日曜日に行ってきました。本当なら朝早く行って、山頂まで登りたかったのですが、用事があって11時頃の出発になってしまいました。

 それでも道が空いていて、スムーズに麓まで到着。クルマをとめて、いざ新型ケーブルカーへ! と言いたいところですが、駅までの参道が結構長いので、昼食。名物の大山豆腐を頂いていると、それだけで1時過ぎになってしまいました。

 というわけで、ようやくお目にかかれた新型です!
2015-10-04 1

 なかなかかっこいいじゃないですか! LRTのようなイメージが入っていますね。リチウムイオンバッテリー搭載で、架線がなく、眺望が良いのがポイントです。
 箱根もそうですが、ケーブルカーのような非日常的な乗り物っていいですね~

 6分ほどかけてのんびり登ると大山阿夫利神社の下社です。阿夫利神社は延喜式の古社です。修験の山として信仰を集め、江戸期は大山講により大いに賑わいました。維新後やや廃れましたが、今も参道を歩くとその名残が見られます。
 同じケーブルカーにも講中の衣装をまとった参拝客が多くいて、歴史を感じることができました。

2015-10-04 2
 本来ならばここからさらに山道を登って本社にいくところですが、一番下のチビもいますから断念。それでも相模湾を望む景観を楽しむこともでき、満足です。

 さて帰り道。カーナビに「太田道灌墓」の案内を見つけていたので、わがままを言って立ち寄ることに。大山の山裾が南東の伊勢原市街に向かって伸びていく途中、東名高速の近くにあります。この辺りの地名を粕屋といい、室町期の相模守護扇ヶ谷上杉氏の館があったあたりです。
 太田道灌は江戸城を取り立てたことで知られますが、独立した戦国武将ではなく、この扇ヶ谷上杉氏の家宰でした。応仁の乱に先立って長尾景春の乱や享徳の乱で戦国動乱を迎えていた関東にあって、ひときわ優れた軍略を誇った人物ですが、主君上杉定正に疎まれ、糟屋館で暗殺されます。
2015-10-04 3

 粕屋の地は大山を背負い、南に大山街道を扼する要所です。死を察した道灌は、「当方滅亡」と叫んだといいます。道灌死後の上杉定正は徐々に勢力を失い、定正死後扇ヶ谷上杉氏は後北条氏に蚕食され滅びます。道灌はこの地でどのような思いでそれを眺めていたでしょうか。
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japantourist

Author:japantourist
3児の父、リターンライダー。歴史マニアにして、レガシィB4を乗り回し、天文書を片手に星空を眺める。
横浜FCを追いかけ、サッカーボールを蹴っ飛ばす。
ホントは何が好きなんでしょうか・・・

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